オクトスで新しい雪山用のショベルを手に入れた
気持ちのいい秋晴れだったのでバイクで走るついでにオクトス金沢店へ行ってきました。
オクトス(oxtos)は帆布製品と登山用品のブランドで、最近までネット通販しか対応していない会社だったようですが、数年前から実店舗での販売も始めたという会社だそうです。
自宅からはそれなりに遠いですが好日山荘で取り扱っていないメーカーの商品も売っているので結構行きます。好日にないなら石井に行けばいいじゃないと思う人も多いと思いますが(僕のブログを読む人がそもそも多いのかどうかは置いておきましょう)金沢に大きな登山用品店ってモンベル、好日、オクトスの3つしかないんですよね。
一応金沢の中心街にスノーピークとノースフェイスのお店もありますがスノーピークはキャンプ用品メインですし、ノースは登山用品店というのはなんか違うな…っていう店構えなので。
この金沢の数少ない登山用品店の一角、オクトス金沢店ですが、大阪屋ショップとかセリアなんかが入っているショッピングモール内にあります。
おばちゃんたちが特価のジャガイモとか玉ねぎをじっくり吟味している真横にアイゼンとかピッケルが陳列されている光景はとても独特で見ていて楽しいです。
さて、本日購入したのはこちらのショベル、
オルトボックス ビースト です。
部活の備品で使用しているショベルがとにかく使いにくくて、「自分用で1本買いたいな~、ほらショベルなら雪かきにも使えるしさ、個人で買っても全然良いと思わない?」ってな感じでMSRとかbcaとかのショベルを買うつもりで意気揚々と大阪屋ショップもといオクトスにバイクで乗り付けた僕の目の前に現れたのがこいつです。
全く選択肢になかったこいつを目の前にしてそれでもほかのショベルを買うなんてことはとても考えられなくなってしまった僕をいったい誰が責められるというのでしょうか。だってその辺のホームセンターに売ってるアルミスコップと値段が大して変わらないんだぜ???
なんと、定価7800円のところ3900円
ホームセンターのスコップと同じ値段というのは言い過ぎましたがそれでも安くないですかね…
今日の昼でまだワゴンに10本前後積まれていたので参考までに。
個人的には(まだ使ってないけど)〇〇買ってみたのでレビューするよ!とか使ったことないけどとってもいいと思うよ!みたいなレビューを見ると何ともいえない気持ちになるので自分はちゃんと使ってからレビューしたいなぁと思っていたのですが、あまりのお得さに興奮して「ぜひみんなに知らせなければ!!」とか思っちゃったのと、あまりにブログのネタがないので記事を書いてしまったという次第です。ちゃんと冬明けに使用レビューしますから許して。
せっかくここまで書いたので買ったショベルの概要説明をしようと思います。
プレート・・・28×21cm
シャフト・・・収納時45cm、展開時69cm
全長(プレートとシャフトを接続したとき)収納時約61cm、展開時85cm
重量約710g
プレートは幅が狭く奥行があります。
シャフトの中ほどに樹脂製の固い弾力のあるグリップがついています。
プレートはわずかに湾曲しています。
個人的には完全にまっすぐの方が好きです。
グリップはこんな感じでT型ですが片側が凹んだ形状をしているのでミトンでも持てるようにはなっています。
プレートとシャフトを接続するとき銀色のアレが引っかからないようになっています。
プレートは全面同じコーティングがされていてツルツルです。
使ってみての良しあしはまた今度書くつもりです。
ちなみにこれまで使用していたのはブラックダイヤモンドのディプロイ7
シャフトをプレートに接続したまま小さくできる優れモノかと思いきや…
・プレートに合わせてシャフトが曲がっているためなのかものすごく使いにくい(ブロックはまずきれいに掘り出せない)
・ショベルとプレートを分離して収納するタイプよりかさばるので結局分離して持ち運ばなければならない
・シャフトを伸ばせないのでこれで作業すると腰が痛くなる
・何よりプレートが見事な撫で肩形状なので足をプレートにかけて雪を掘れないのでブロックの掘り出しがほぼ腕力頼り
などなどの欠点が目立つモデルです。特に足がかけられない形状なのがつらい…
でも、欠点ばかりではないんです。このようにきれいなカーブを描いているおかげで
尻に敷いてそりとして使えるうえに滑るときの操作性が抜群に良い。
・・・
オチまで滑ってますが今回はこのへんで。